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『レオニー』萩上映会レポート(1)

みなさま、こんにちは! 

マイレオニーブログ編集長shioriです。


萩のマイレオニーメンバーで、『ユキエ』『折り梅』でも応援団を組織し、

松井監督を14年間にわたって支え続けていらっしゃる市原加代子さんが、

2月に催された『レオニー』上映会のレポートを寄稿してくださいました。

 

マイレオニーの初心を思い起こさせられるような熱く感動的な内容です。

後半に登場する、『レオニー』をご覧になった方からの「『レオニー』を観せて

くれてありがとう」という言葉にも、万感の思いを巡らせてしまいます。

 

前・後編の3回に分けてお届けしますが、

後編には松井監督のコメントも掲載を予定しておりますので

どうぞお楽しみに!



2010年4月3日。私は桜満開の東京に行き、草月会館で開催された試写会で初めて『レオニー』に会いました。

マイレオニーのサポーターだった私にとって、この日は待ちに待った特別な日。

会場で本当に久しぶりにお会いした松井監督は、映画を一本生み出すという大仕事を終えたすがすがしい笑顔。しかし…そのお姿は、一段と痩せられて、ひとまわり小さくなられたようで…ここにたどり着くまでのご苦労を知るファンの一人として、胸が熱くなりました。


はじめて観た『レオニー』は、私を最初から美しい映像と音楽で捉え、淡々としたストーリーを追ううちに気がつくと、頬には涙、涙…。

何処が、何が…と説明できない感動が胸いっぱいに溢れ出し、静かに流れ続ける涙―。

物語の自然な流れの中、監督の思いがレオニーを通して語りかけている気がし、後から思い出してはまた泣きそうになり…

「この映画を一人でも多くの人に観て貰いたい!!!」と思っていました。

ここが「萩上映会」への原点、スタートラインです。


萩と松井監督とのご縁


私の町、山口県萩市は郡部を入れて人口5万人の小さな城下町です。

14年前、私は4人の友人と「萩・ユキエを観る会」を結成し、『ユキエ』の上映会を主催しました。市内の映画館を借りて3日間の上映。監督には舞台挨拶もして頂き、何と観客動員数2200人という驚く記録を出しました。


この成功には少しの理由があります。

映画の中、主人公ユキエの故郷は「萩」という設定でした。

撮影時には萩ロケが行われ、ユキエの回想シーンでは萩の風景が美しく描き出されています。

そのことが大きな宣伝効果となり、市民からの好意的な応援を感じました。

そして迎えた映画『ユキエ』の魅力は市民の期待に充分応え、ミニブームに…。

それ以来、萩の町には松井監督のファンが多く、4年後、二作目『折り梅』の上映へとつながりました。


2002年、松井監督を応援する私たちは、同じメンバーで「萩の折り梅を応援する会」を結成。萩市の男女共同参画課に働きかけ、監督のトークショーと『折り梅』の上映会を市民会館で開催しました。

1回のみのイベントでしたが、900人の入場者があり、多くの市民から「感動しました。」との声が届き、一同大きな達成感に包まれました。


『レオニー』スタート


これまで2作の上映会で成功体験を持つ私たち5人。3作目『レオニー』も…と思いながらも、始動までには少し時間がかかりました。

『折り梅』から10年、当時は怖いもの知らずで走り回っていた私たちも、気がつくとそこそこの年齢にさしかかり、すっかり落ち着いた静かな生活。

パート勤めや、会社員、主婦の小さな集まりです。

はたして、そんな私たちに今、『レオニー』の上映会を成功させる力があるのかしら…。


『ユキエ』は、作品の力は勿論のこと、プラス萩のご当地映画という追い風があり、『折り梅』は介護問題という身近な題材に共感を抱く、多くの女性たちから支持された。

では『レオニー』は?

主人公はアメリカ人で、時代は明治大正、ここにはイサムノグチを知る人も少ない。そして私生児を産むというレオニーの、ちょっと過激な生き方…。観客を選んではいけないけど、観る人が限られてくるかも…。


やや臆病になっていた私に、主人からひと言。

「君が動かなきゃ、『レオニー』は萩の人に観て貰えないよ」

その言葉が、スーと胸の奥に落ちていき、やがて不思議なことに、ムクムクと力も湧いてきて…「よし、やるぞー!!」「萩の人たちに『レオニー』を観て貰わなきゃ!」。

そんな私の決心に、毎回会のリーダーを引き受けてくれる藤原重子さんも、

「私も同感よ!『レオニー』は素晴らしい作品だもの、一人でも多くの人に観て貰えるように、また皆で頑張りましょう」と言ってくれました。もちろん他の3人のメンバーも。

いざ出陣です。 (つづく)


| shiori | 映画 『レオニー』 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2012/03/10 6:20 PM posted by: RIka
多くの人に見せたいという思いを抱かせる作品の力、そしてそう思った人自身の人生にも大きな影響を及ぼすのが松井監督の生き方なのだなと改めて思います。
「出陣」楽しみです。
2012/03/10 12:14 PM posted by: tomoko
ご主人のひと言に、不覚にもスーっと涙がでてしまいました(^^)それにしても2,200人とは!すごい!!
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