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映画『レオニー』公開前に行きたいおすすめスポット2
おすすめスポット1 の記事はこちら

ショートショートシアターから歩くこと約5分。
“みなとみらい”の建物の中でひときわ目を引く
横浜美術館が見えてくる。



現在「ポーラ美術館コレクション展」が開催されている。

“印象派とエコール・ド・パリ”と題し、25人の作品74点で、
フランス近代美術の流れを素晴らしい作品の数々で楽しめる。
印象派は19世紀後半〜20世紀初頭、
エコール・ド・パリは20世紀前半、ということは、
まさに、レオニーの生きた時代?と、
モネ・ルノワール・モディリアーニ・ピカソ・・・と
見て行きながら、
「これはイサム・ノグチの生まれた頃に描かれた作品だ」などと、
いつもとは違う感覚で楽しんでしまった。

そして、2010年度第2期の「横浜美術館コレクション展」も見ることが出来る。
“ドイツとロシアの20世紀前衛美術”やセザンヌにダリにマン・レイに、
と、所蔵作品の絵画・写真・彫刻の数々は見応え充分。

でも、今回の1番のお目当ては、
「イサム・ノグチと20世紀の彫刻」と題したコーナー。

『三位一体』
『死すべき運命』
『真夜中の太陽』
『チャイニーズ・スリーヴ』など、
6点の作品が展示されている。
展示室ではなく、ホワイエに展示されていて、
ベンチもあるので、じっくり見て、ゆっくり楽しむことが出来る。


イサム・ノグチ「下方へ引く力」

横浜美術館の建物は、重厚でもあり、
“みなとみらい”の地にふさわしく近未来的でもあり、
それでいて、開港時代を思わせるようでもあり・・・

建築に詳しくない私でも、近くを通るたびに、
じっと見入ってしまう大好きな建物だが、
これは、日本を代表する建築家・丹下健三設計によるもの。
丹下健三は、イサム・ノグチと交流があり、
イサムを何度も日本に招聘し、
日本とイサム・ノグチの懸け橋のような存在だったらしい。
4月3日にマイレオニー主催『レオニー』完成披露試写会の会場となった、
イサム・ノグチの作品が展示されている草月会館も
丹下健三設計によるもの、と聞いて、
試写会当日は建物をゆっくり見る余裕はなかったけど、
「でも、もっとじっくり見ておけばよかった」と、ちょっと後悔。

先日の梶田さんの記事で紹介されていた 
広島の平和大橋と西平和大橋も、丹下健三に依頼されて
イサムがデザインしたと聞いて、「そうだったんだ!」と
勉強不足を痛感しつつも、何か嬉しい気分。

「ポーラ美術館コレクション展」は9月4日まで。
「横浜美術館第2期コレクション展」は来年1月10日まで。
横浜美術館、
こちらも、「レオニー」公開前に、観光気分で出かけてみては?

                                              (井沢 英子)


| supporters | 映画 『レオニー』 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2010/08/24 1:16 AM posted by: shiori
エコール・ド・パリとレオニーを関連づけるのは非常におもしろいですね。
パリで様々な芸術が勃発した刺激的な時代の影響をイサムも受けているでしょうから。
それ以前ですけれど、レオニーはブリンマー女子大時代にソルボンヌに給費留学したことを誇りにしてますものね。
井沢さん、興味深いレポートをありがとうございました!
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