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つくばロケにて 松井久子監督インタビュー (後編)
前編中編より続きます)

マイレオニーの方々にはぜひ誇りに思ってほしい

―― 応援してくださっている全国のサポーターさんたちに、メッセージをいただけますか?

松井 とにかく、今まで世界で誰も一度もやったことのないような作りの映画です。それを、マイレオニーの方々はぜひ誇りに思ってほしいです。やっぱり既成概念の強い人には絶対できなかったと思う、あまりにもチャレンジ過ぎて。でも、そのチャレンジを私がやり遂げられたら、たとえ映画を離れたとしても、チャレンジって覚悟があればけっこうできるんだ! ってことをみなさんに伝えられると思う。

映画を作ることを知ってる方たちは、いかにここまで来るのが大変だかわかるだろうし。そういう意味では、ちょっと奇跡に近いですよね。あれだけの紆余曲折がありながら、結局、できることになっちゃったから。

中村獅童くんが、愛知県犬山での記者会見の時に、「既成の映画会社やテレビ局などで映画を作っている人々には、絶対にできない挑戦をこの映画はしてるんです」というふうに言ってくれたのね。だから、絶対に成功しなきゃいけないし。

それに、獅童くんのエピソードで言えば・・・、もうどこに行ってもマイレオニーがいるわけですよ(笑)。犬山の時は「折り梅」応援団の人々が。それで、その人たちが毎日、美味しい炊き出しでご飯を作ってくれて、エキストラはみんな、マイレオニーのサポーターさんを中心としたボランティアでしょ。こんなに心と心の繋がっている現場は、自分は今まで映画の仕事をたくさんやってきたけれど、ほんと初めてだったって言ってくれて。

―― マイレオニー冥利に尽きますね。

松井 だから、「そういう映画がはずれるわけありませんよ」と言ってくれたのね。本当に絵も素敵だし、エミリー・モーティマーは最高だし。


エミリーが「あなたのシナリオは誰のマネもしてない」

―― エミリーはいかがですか?

松井 もう私は前世、姉妹だったんじゃないかって思うくらい。最初に会いに行った時からそうだったんだけど、何でこんなにわかり合えるの? というか、私のやりたいことを誰よりも的確にキャッチし、表現してくれるっていう意味においては、そういうものを感じちゃう。

―― 強力ですね。三位一体か四位一体の磐石さ。

松井 それで、エミリーもものすごいインテリですごい名門校を出てる人だけれど、記者会見で「何でこの映画に出ることにしたのか? 」という質問に、「もちろんシナリオです」と言ってくれたの。

「このシナリオは、ハリウッド映画のようなストーリー・テリングの、ここで泣かせて、ここでドラマティックにどんでん返しがあってどうのこうの・・・、という作りでは全然なくて、ワンシーン、ワンシーンが一滴一滴のしずくのようで、そのしずくが溜まっていって大きな池になる、というようなシナリオで、人生ってもしかしたらそういうものかもしれない」と。

そして、「そのシナリオに自分は惚れ込んで、出たいと思った」ということを言ってました。

―― エミリーもなかなか詩人ですね。

松井 そう。で、私に言ってくれたことで、私が「えーっ」と驚いてすごく嬉しかったのは「あなたのシナリオは誰のマネもしてない」と。自分はいろんなシナリオを読むけれども、このシーンは何かの映画で観たとかよく思う。でも「何でヒサコはこんなにオリジナリティがあるの? 」って言われたのね。

―― で、何と答えたんですか?

松井 「私はあんまり映画観てないから」って(笑)。

―― すごい。最高の賛辞でしょう。自分の中から出るものだけで勝負。

松井 調べものとかはしますけどね。自分に重ねて作ってるから、自分が経験したとか、自分の中に溜まってる以外のものは出てこないし、出てきたところでそれは嘘になるわけでしょ。それは「折り梅」の時も一緒ですけどね。

―― 監督のこれまでのイバラの道とみんなの愛が結実しましたね。

松井 行為としてはね。それが映画の場合、評価されるとかヒットするとか、何かそういうことがなければ結実したとは言えないから、まだ結実はしてないんですけどね。私自身の個人的なこととしては、ものすごく実りつつある感じがありますね。

―― どうもありがどうございました。最後まで応援し続けます!

| shiori | 『レオニー』 製作レポート | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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