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松井監督の鎌倉駆け足レポート 後編


昨日の全編につづき、
マイレオニーのサポーターと共に、週末鎌倉を訪れた松井監督のレポート、
今日は後編をお届けします!


駆け足で散策した円覚寺の三門を出ると、時計はもう正午を廻ってたので、
「腹がすいては戦にならぬ」とばかり、三人のおばさんは、北鎌倉駅前の
お蕎麦屋さんに駆け込みました。
「かけ」と「もり」をつるりと啜り終わると、私達に残された時間は、
もうあと1時間しかありません。電車で鎌倉駅まで移動して、小町通りの
人ごみをかき分けながら歩き、「やっぱり今年ばかりは、何度でも初詣し
なくてはね」と言いながら鶴岡八幡宮にたどり着いたとき、私達の目に
飛び込んで来たのは「神奈川県立近代美術館」と書かれた美術館の看板だったのです。

「もしかして、ここがあのイサムの「こけし」の彫刻があるところ?」と、
湯浅さん。
私が「何ですって?イサムの彫刻がここにあるの?」と叫べば、
「こけし?そんな作品、聞いたことないけど…」と大居さん。

半信半疑、とにかく初詣は取りやめにして美術館に入ってみようという
ことになり、いられる時間は15分もないというのに、一人800円也の
入場料を払って入館したのです。と…!

一階の中庭の真ん中に、確かに鎮座ましましてるではありませんか!!
イサム・ノグチ作の「こけし」が!!!



「やったぁ、万歳!お正月からイサムの彫刻を見れるなんて!」
「これって、絶対イサムさんが、私たちを導いてくれたとしか思えない…」
「あぁ、なんて可愛いこけしなんだろう…ねぇ、イサムさんの作品で、
こんなに幸せそうな彫刻があったんだねぇ」

帰りの電車の中で解説を読めば、「こけし」が彫られた1951年は
イサム・ノグチが生涯でたった一度結婚した山口淑子さんと共に、
北鎌倉の北大路廬山人の家に住んでいらした頃。
幸福な土偶を思わせる男女対の彫刻の笑顔は、その頃のイサム・ノグチが
いかに幸せな新婚生活を営んでいたかが忍ばれて、こちらも思わず微笑んでしまいます。



「あ〜、これで満足!どう考えてもイサムさんが、鎌倉に呼んでくださった
としか思えない」
「これでやっぱり、今年はクランクインできるわね」
「もちろん、できますとも!」

私たちは言い合い、イサムさんのこけしに後ろ髪を引かれ、
何度も振り返りながら、美術館を後にしたのでした。


| myleonie | 松井久子監督ニュース | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2008/01/22 11:17 AM posted by: M先生の念
旅は、のんびりするのもいいけれど、時間に追われウワキをせずにひとつに集中すると、いいことがあるんだな・・・と思わせるお三人の珍道中、いえお祭りかな☆
2008/01/21 10:56 PM posted by:
またまた湯浅さんの話でして(笑)
「トイレに行きたい」と言うんです。
「ほら」と彼女が指差した左手前方に大きな『御手洗』の看板が。。。
「行ってらっしゃい」と言いながらそのまま左横に視線を移すと「神奈川県立近代美術館」の入り口が!
それからが監督のレポートにもあるとおりの大騒ぎ!
湯浅さんがあらかじめチェックしておいてくれなかったら、そしてトイレに行きたいと言わなかったら(笑)きっと通り過ぎていたんじゃないかしら。
湯浅さんありがとうございます。
監督、お誘いいただいてありがとうございます。

「こけし」は語りかけるようなあたたかな笑顔をで私たちを迎えてくれました。
他にお客様も居なく幸せなひと時でした。
どうぞ皆さまも会いに行ってください。
2008/01/21 5:52 PM posted by: 少女
こんなにかわいい表情、イサムノグチの作品で見たことないです。
本当に素晴らしい偶然の出会いですね。
2008/01/21 12:45 AM posted by: shiori
まさに運命的な出会いの旅だったのですね。感動!
イサムが、クランク・インの背中を押すために、3人を呼び寄せたのだと思いますよ。
2008/01/20 10:47 PM posted by: 自由席
本当に珍道中でした。こけしは、本当に石なのに、まぁるくてやわらかで、笑顔があたたかい!また、ゆっくり会いに行きます。
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