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松井監督の鎌倉・駆け足レポート 前編
またまた、松井監督が、ブログへメッセージを届けて下さいました!
前篇・後編に分けてお届けします。



1月14日の連休最終日、マイレオニーの会議で遠くからわざわざ参加く
ださった、札幌マイレオニー代表の大居智子さんと高松マイレオニー事務
局長の湯浅文代さんと一緒に、鎌倉に行ってきました。



現地にたった2時間しか居られない強行軍でしたが、とても中身の濃い、
かつドラマチックな小旅行となりましたので、ご報告いたしますね。

北鎌倉の駅裏にある円覚寺は、イサム・ノグチの父親野口米次郎が一時期
境内の蔵六庵に寄寓して詩や評論などの執筆に励んだ場所。その時期が
レオニー母子が日本にやってきた時期と重なっているので、私は、きっと
レオニーも円覚寺を訪ねたことがあるに違いないと思っています。

今から700年以上昔、1282年に創建された円覚寺の境内には、夏目漱石が
座禅に通ったという帰源院をはじめ沢山の高僧の墓所がありますが、
寺の本堂の近く、うっそうとした竹薮の中、米次郎が暮らした蔵六庵は、
今は人気がなく廃屋のようにうち捨てられているようでした。



ところで夏目漱石といえば、昨年秋に江戸東京博物館で行われていた
漱石展に行ったのですがその会場で、レオニーとイサムが東京に来た
1907年の春は、上野公園で東京勧業博覧会が行われていたことを知り
ました。夜になると不忍池の周りを3万5千個の電球のイルミネーション
が人気だったと言いますから、アメリカからやってきたばかりで上野に近い
小石川に住んでいたというレオニー母子も、絶対見物に行った筈です。
明治時代の博覧会のイルミネーションなんて、いかにも映画的な風景で
ワクワクしますが、残念ながら作品の中での再現は、経済的な理由で
難しいかなと思っています。

さて、本題の鎌倉に戻って、円覚寺には鎌倉時代の由緒ある古寺らしく、
有名な人のお墓がたくさんあるのですが、その日は蔵六庵のお隣の墓地に
ある小津安二郎監督のお墓と、すぐ傍に見つけた木下恵介監督のお墓を、
三人でお参りしてきました。
両巨匠のお墓は、いつ行っても墓前に美しいお花が絶えないのですが、
特に小津監督のお墓には、ワンカップの日本酒やウィスキーの小瓶が
ずらり並んで、お邪魔する度、つい微笑んでしまします。



駆け足で円覚寺の散策を終えて山門を出ると、時計はもう正午を廻ってた
ので、北鎌倉駅前のお蕎麦屋さんに駆け込みました。「かけ」と「もり」
つるりと啜り終わると、私達に残された時間は、もうあと1時間しかあり
ません。電車で鎌倉駅まで移動して、小町通りの人ごみをかき分けながら
歩き、「やっぱり今年ばかりは、何度でも初詣しなくてはね」と言いながら

鶴岡八幡宮にたどり着いたとき、思いがけず私達の目に飛び込んで来たのは
「神奈川県立近代美術館」と書かれた、美術館の看板だったのです。

え?神社の参道に美術館…!?

(後編に続く!)

| myleonie | 松井久子監督ニュース | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2008/01/21 10:23 PM posted by: tomoko
そうそう
湯浅さんが「行ってみたい」とインターネットからプリントまでしてきた二つの場所は、美味しい朝ごはんをいただきながら「円覚寺に行こう!」と決めた時点で、あっさり「却下」だったのにね!!
まさか、この後行くことになろうとは・・・。
私は湯浅さんが言う“神奈川県率近代美術館”と、鶴岡八幡宮の参道を歩いている自分の目の前の“神奈川県近代美術館”が同じ場所だと理解するのにすご〜く時間がかかりました(笑)
2008/01/20 10:39 PM posted by: 自由席
監督のおかげで東京へ行くことの機会を与えられ調子付いている高松のユアサです。どうせ行くなら楽しまなくちゃと、時間の余裕をみて、.ャラリーTOM(渋谷区松涛)⊃斉狎邯立美術館(イサムノグチの作品こけしがある)に行ってみようと思っていました。
ギャラリーTOMは、次回のお楽しみです。
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