無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
「あなたの人生の選択〜女性が決断する時」レポート (前編)
昨年からマイレオニーのスタッフによって入念に準備された、
マイレオニー主催初のトークイベントが大成功のうちに終了しました。



これは、「10万人キャンペーンキックオフイベント」として企画され、
“人生の選択”“人生の決断”をテーマに、
出演者及びコーディネーターの4人の女性たちに意見を交換していただき、
映画『レオニー』の主人公レオニー・ギルモアの生涯をまとめた朗読&スライド上映をはさみ、
『レオニー』実現と松井監督へのエールへと結実させていく内容のイベントです。



全432席をはるかに上まわる500名以上の応募があり、
締め切った後も続々と問い合わせが寄せられ、
万が一、訪れたのに入場できない方々のために
“お詫びセット”を用意するほど、準備万端整えて迎えた当日。



実際は、協賛及びプレス席などの確保も問題なく、
いらしてくださった方々にゆったりとお楽しみいただくことができました。


松井監督を含め、それぞれの女性たちのリアルな熱いトークに、
会場は時に笑いの渦に包まれながら、
親密な一体感でなごやかな雰囲気が溢れていました。
その模様を、前編・後編に分けてレポートします。


“人生の決断の時”



ちはる 私の、今までの人生最大の決断といえば、23才で結婚したことですね。今、中1の子供がいるんですよ。子供ができたから結婚したんですが、実は計画的に(笑)。というのも、タレントの仕事がすごく忙しくなってきて、やりたい仕事もやりたくない仕事もいっぱいになってしまい、洗濯機の中で回されているような毎日だったので。結婚を機に充実してきたし、好きなインテリアやカフェの仕事もできるようになりました。

野田 29歳の時ですね。26歳から政治の世界(岐阜県議会議員)に飛び込んだのですが、29歳の時(衆議院議員に立候補して)、落選したんです。その時、私の周りの人たちは2つの意見に分かれました。もう1回頑張れという人と、あきらめたほうがいいという人と。私自身も悩んでいたのですが、その頃、ある人に、甲子園球場に連れて行ってもらったんです。その人が、「この甲子園球場は、今日みたいに満員だと観客は55,000人。これだけの人があなたの名前を書いてくれたんだね」と。私は55000票で落選して、当選に必要な10万票には及びもしなかった。でも、こんなに多くの人が自分の可能性に賭けて応援してくれたんだと気づき、あきらめないと決めたんです。その後の決断は……、“純ちゃん”(小泉前首相)との対決などですね(笑)。皆さん、マスコミの報道でご存知の通りです。




松井 最初で最大の大きな決断は、離婚を経験したことですね。それまでの人生は、流れと勢いに任せてきたけれど、ひとりになって初めて、「これからは全部自分で決めないといけないんだ」って……。それからは、すべてを自分でひとつひとつ選び取ってきたと思います。20代、30代、40代と仕事を変え、そして50代で映画監督を目指したのは、自分の言葉で話したい、自分で伝えたい、と強く思ったから。「1回だけ映画監督をやってみたい」と思ったことが、気がつけば3作目を撮ろうとしているところまで来ました。

決断の時に支えになったもの、大切にしたこと



ちはる 結婚してからの自分の支えになったのは、やはり子供の存在。それまでの自分は、周りに与えられていたんだなと気づきました。子育てをして、自然に、「自分が与える側にまわりたい」と思えるようになりました。事業をはじめた時も、初めは大変で、銀行って私にこれしかお金貸してくれないんだって愕然としたり。でも、そんな目の前の問題をひとつひとつクリアしていったことが、今につながっていると思います。ちょうど一昨日、お店を会社化できたんですよ。(場内拍手)

野田 政治上の決断も何度か迫られたけれど、「私は、当選したいからではなく、よい世の中、よい法律を作りたいから政治の世界にいる」という思いを最優先して決めていました。法律も映画と同じで、1本、2本という数え方をするんですよ。“価値のある1本”を作りたい気持ちは、松井監督と同じかな。

松井 子供を育てながら仕事をするようになったら、決断の連続。でも、そこから“人のせいにする人生”でなく、“誰のせいにもできない人生”になったんだな、と感じました。大変だけど爽快です。




(ここで、松井監督が「草野さんのお話も伺いたいわ!」と発言。満場の拍手で草野さんの番になりました)

草野 やはり、NHK退局が最大の人生の決断でしたね。不思議なことに、辞めようと思っていると相談した時、男性は10人中2人しか賛成しなかったけれど、女性は全員賛成してくれました。実際に辞めたときは、週刊誌などに「草野アナ退局の影に男の存在」(笑)と。全然、一人で決めたことなのに(笑)。

松井 私は自分で決断できるようになった年齢は、遅かったと思う。みなさんは、小さい頃から自分で決められる人だったのですか?

ちはる 人と比べると前に進めない、という気持ちがあると思います。子育てを始めた頃は、自分の子供を他の子供と比べてばかりで、一人クヨクヨして……主人に叱られました。“バラドル”だった頃は、周りに対しても、作られたキャラクターを演じて、見ている側も、ちはるはこんな子、というイメージがあり、向かいあっているのになぜか心の中でばかにしあっているような気持ちあったと思います。でも今、私の周りにいるのは、好きなインテリアの話をしたり、「私もお店を開きたいんだけど」って相談してくれる仲間たち。自分のままで向き合って話せるから、自分で決められ、前に進めていると思います。

野田 私、政治と違って、プライベートでは、流れにまかせっぱなしなんですよ(笑)。




この後、レオニーの一生が、スライドと谷岡理香さんの朗読によって語られ、トークはいよいよ白熱の後半戦へ。レオニーに対する感想から、
「女性が、自分の人生を引き受けるということについて」「マイレオニー(松井久子監督の第三作を応援する会)について」「映画製作について」、
また、「なぜ松井久子監督を応援するのか」などをテーマに、女性たちの生き生きとした闊達なトークはとどまるところを知りません。
それでは、レポート後半をどうぞお楽しみに。


写真撮影:初谷 恵美

(このレポートは、マイレオニースタッフが当ブログに掲載するために、当日のイベントの概要をまとめたものです。無断引用、転載は固くお断りします)
| shiori | マイレオニーのイベント | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://myleonie.jugem.jp/trackback/138838